ストーリー , 北米就職

第1話: あるきっかけ | ブランドマーケターのバンクーバー留学ストーリー

第1話: あるきっかけ | ブランドマーケターのバンクーバー留学ストーリー

,

私は面接を受けるために、表参道に向かっていた。

面接を受ける理由は簡単、転職の面接だ。

新卒で入った会社に勤め続け、はや6年半が経った。
これまで、営業を3年、ブランドマーケティングを3年半ほど経験した。

勤めていた会社では3年ほどマーケティングをやると、商品の開発から、市場に出して、広告を作ってというサイクルを一周する。

「この先、どうしようか」

この会社に残り続けるべきか自問自答した。

理由は3つある。

1つ目は単純に今の延長線上で人生を終わりたくなかった。違う会社や業界という選択肢も含め、とにかく何か新しいことに挑戦してみたくなった。

2つ目は今後、年齢が上がるにつれて転職の難易度が上がることだ。

「ダイバーシティ推進」と言えども、小さい子供を抱える女性に対する日本企業の目はまだまだ厳しいのが現実である。自由で身軽な今のうちに、動いておきたいと思った。

3つ目は、日本式の企業体制だけでなく、外資企業での働き方も経験してみたくなったからだ。

とはいっても、新卒で入った会社を辞めるのは大きな決断である。もちろん会社や同僚、商品に対する情や感謝の気持ちもある。なかなか決心できずに、何となく転職サイトを眺める日々が続いた。

そんな中、友人の紹介で「外資系企業を専門に扱う人材会社」との面談をすることになった。

その時に担当リクルーターから放たれた一言は、今でも鮮明に覚えている。

「経験は十分なんですが……英語力がね….」

そう、英語力がネックで「求人」さえ紹介してもらえないという事が起こったのだ。平静を装ったが、内心は「ガーーーーン」状態。

「社内で必要ないから」と英語との距離を置いてきた自分を責めた。

この一件を通じて「英語」という資格でも何でもない「コミュニケーションツール」が理由で、自分が踏み込めない領域があることもよくわかった。

そして転職活動を続けながら、日々の業務に終われ鬱々としている日々にも嫌気がさしてきた。今の状態は、本来の自分ではない、と。

まず信頼していた当時の上司に相談した。

彼女は「人生一度しかないから、やりたい事をやったほうが良いよ」と背中を押してくれた。この一言には今でもとても感謝している。

そして2017年の冬、7年弱勤めた会社を辞める決断をしたのだ。

次にやりたい事の目星はある程度ついていた。

(つづく)

この記事をシェアする
このエントリーをはてなブックマークに追加

related  北米就職に関する記事

北米就職 , コラム

TOEIC450点から4ヶ月で北米就職した経験者が語る海外就職に失敗する3つの理由

2016.11.30
北米就職 , インタビュー

バンクーバーのうぇぶ屋に聞くIT系の海外就職成功3つの条件と失敗パターン5つ

2017.12.16

海外就職ガイド | 就職活動の方法からビザの計画の立て方まで

2018.10.16

  に関する記事

北米就職 , ストーリー

第0話: ブランドマーケターのバンクーバー留学ストーリー

2019.08.30
北米就職 , ストーリー

第0話: カナダのデジタルマーケター海外就職ストーリー

2019.02.19
北米就職 , ストーリー

第14話: 入社早々、炎上プロジェクト、意思表示 | カナダのデジタルマーケター海外就職ストーリー

2019.08.01

pickups 注目記事

takeo-suzuki
北米起業 , インタビュー

東京、ロンドン、ニューヨーク 世界で活躍する美容師 Takeo Suzukiさんインタビュー

2019.10.14
北米進出 , インタビュー

EC・小売業のアメリカ進出!計画段階で押さえておくべき4つのポイント

2019.10.05
北米進出 , コラム

ウェブサイト英語化のポイント10個 + 使える英語表現テンプレート31選 [アメリカ・カナダ向け]

2019.09.02

Touch-Base Peer-to-Peer

Touch-Base Peer-to-Peerは海外で活動する人同士の情報交換・コラボレーションを目的として作られたFacebookグループです。これから海外に挑戦する方からの質問や相談も受け付けております。参加料は無料。お気軽にご参加ください。

Facebookグループページを開く

touch-baseとは

Touch-Baseとは海外就職、海外起業、海外進出など、海外へ挑戦する個人・企業に向けて、表面的な情報ではない現地のリアルな情報の発信・交換、コラボレーションの創出を目的としたプロジェクトです。
海外のリアルな情報や海外で活躍する方の成功体験をシェアすることで、これから海外に挑戦する個人、企業の数を増やすことに貢献できればと考えています。

詳しく見る