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第11話: 日本帰国とバンクーバー再渡航 | ブランドマーケターのバンクーバー留学ストーリー

第11話: 日本帰国とバンクーバー再渡航 | ブランドマーケターのバンクーバー留学ストーリー

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私は日本に帰国し、久々に日本の元同僚と飲みに出かけた。

個人的な感覚だが、カナダ人は飲みの席でほとんど仕事の話をしない。週末の話、バケーションの旅行計画、最近見たNetflixのドラマなど、趣味のような話がメインだ。

飲みの席で仕事の話をするというのは、しばらくバンクーバーにいた私にとっては新鮮だった。

元同僚と話をしていると、自分の変化に気づく。
以前の私は「これはこうあるべき」というものが自分の中であり、意見の違いに寛容ではなかったと思う。今では「そういう意見もあるよね」と違いを素直に受け止められるようになった。

そんな事をいうと「欧米かぶれ」と言われそうだが、カナダに洗脳されたわけではない。本質的な価値観は日本のもので、カナダでの経験はそれに上積みしたようなイメージである。

仕事に対する考え方、人生に対する考え方、もっと自由に人それぞれの形があって良いのではと思うようになった。

日本では美味しい物をたくさん食べ、会いたかった友人に会い、カナダで出来なかったことを詰め込んだ。

もう一つ一時帰国で感じたこと、それは日本を客観的に見るようになった事だ。海外に長期滞在していると、日本の悪い面と良い面がよく分かってくる。

治安の良さや街の綺麗さ、高い費用を負担せずに気軽に病院にいけること、お風呂や美味しい物…と言った海外に滞在した事で再認識した「日本の良さ」を存分に味わっていた。

ただその一方、家族との会話・テレビ・街中の広告・電車で聞こえてくる声など「日本語Only」の環境に少し物足りなさを感じてしまったのも事実だ。

言語を習得するには長い長い道のりがある。海外に1年間住んでいたからといって、テレビや人が話していることが日本語並みに100%理解出来るようにはならない。

私はよくNetflixで海外ドラマを観ていたのだが、コメディの王道「Friends」を見る時でさえ、聞き取る姿勢は真剣なのだ。友達との会話、電車のアナウンスに対してもそうである。

それを1年近く続けてきたからか、何も意識せず全ての会話が聞き取れる事に何となく物足りなさを感じていた。

それから日本で就職するか、カナダに戻るか考えていた時ある思いが浮かんだ。

「ちゃんとしたマーケティング会社で働きたい」

前の会社はあくまでインターンの延長だったので、フルタイムでマーケティングをしたいという気持ちがあったのだ。

「英語圏でマーケターとして働けるレベルまで英語力を伸ばしたい。」

バンクーバー生活において、これが唯一の心残りだった。

「とにかく、できるとこまでやってみよう!」

結局2ヶ月後、私はバンクーバーに戻る決心をした。

編集後書 #11

今回は11話として、日本への一時帰国とバンクーバーへ再渡航を決めた時のお話をさせていただきました。

ビザ問題と諸々の理由で日本に戻ってきました。2ヶ月間、毎日のように元同僚や友人と美味しい料理を堪能でき、それはそれは幸せな時間でした。皆様ありがとうございました🍻

この時は
「日本就職?」
「カナダへ戻る?」
という二つで悩んでいました。

年齢による再就職の不安や、無職期間が伸びることへの懸念はありましたが、逆にマーケティングの仕事を絶対に見つけてやる!というモチベーションに変え渡航を決めました。

第12話: 就職活動、苦悩、意外なきっかけ」へつづく

[ブランドマーケターのバンクーバー留学ストーリーの一覧]
第0話: ブランドマーケターのバンクーバー留学ストーリー
第1話: あるきっかけ
第2話: 英語への憧れと留学への決意
第3話: 留学前のラストスパート
第4話: カナダ到着、学校初日、早速の危機感
第5話: バンクーバーでの英語学習 Part 1 「Eh+」
第6話: バンクーバーでの英語学習 Part 2 「Sprott Shaw College プレゼンテーション強化コース」
第7話: バンクーバーでの英語学習 Part 3 「ランゲージエクスチェンジ」
第8話: バンクーバーでのバイト探し
第9話: Co-opプログラムとインターン
第10話: インターンからアルバイト、そして帰国
第11話: 日本帰国とバンクーバー再渡航
第12話: 就職活動、苦悩、意外なきっかけ
第13話: 見込み薄のミーティング 、そして…
第14話: 初サンフランシスコと初英語ミーティング
第15話: 英語リサーチとクライアントの説得
第16話: Trademark問題、Amazonストア、ブランド名の変更
第17話: 最後の2週間とこの先

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