ストーリー , 北米就職

第8話: バンクーバーでのバイト探し | ブランドマーケターのバンクーバー留学ストーリー

第8話: バンクーバーでのバイト探し | ブランドマーケターのバンクーバー留学ストーリー

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カナダに来て3ヶ月目、私はアルバイトをすることにした。

その理由は単純に英語で会話する機会を増やしたかったからだ。

カナダのビザの仕組みでは「専門学校・ビジネススクールに通う学生」に限って、週20時間の就労が認められている。
(※もちろん観光ビザ、学生でも語学学校に通っている場合はNG)

通っていた学校は座学がメイン。大学の授業をイメージしてもらうと分かりやすいが、先生1人に対して生徒30-40名。

語学学校のように、一人一人に話す機会を提供してくれるという事もなく、1日全く喋らずに終わることもあった。
それならばと、喋らざるを得ない状況に身を置こうと思いアルバイト探しを始めた。

当時住んでいた家の近くに
ローカル色の強い、小さなお店が立ち並ぶ通りがあったので、
週末を利用して、散策しつつ目ぼしいお店を探し始めた。

話す機会を作る事が目的なので、テンプレートの会話だけの大手チェーン店は初めから除外。
探していたのはフレンドリーそうなお店で、お客さんとの会話が多いお店だ。

“Are you hiring now?”

気になった店があれば、店に入って採用中かどうかを直接確認。
店の前に、採用中のポスターが張っていようがいまいが積極的にアプローチを続けた。

そうすると、大体が「マネージャーに話しておくよ」と言ってくれたり、親切に対応してくれた。向こうも慣れているのかなと感じた。

実はIndeedやバンクーバーの掲示板サイトなど、オンラインの求人サイトも試したこともある。

しかし、返事がくるまでにとても時間がかかることがわかった。
応募してから、返事が数ヶ月後・・・ということもザラにあると聞き、直接訪問する作戦に切り替えることにした。

結局20件ほどレジュメを配り、すぐに連絡をくれたのは2件。
地元で人気のアパレルのお店と、ローカルのカフェだ。

結局、カフェを選び、週1〜2回のペースで働くことにした。

スタッフの数は12〜13人。カナダ人が半分。あとは留学生。日本人は私を含めて2人だった。

当初の「喋る機会を持つ」という意味では狙い通り。さらに発見もあった。

慣れていくうちに、オペレーションや管理が意外とずさんであることに気付いたのだ。
出勤するごとに、物の置き場が全く異なるなど、日本では絶対にありえないようなレベルで、である。

改善点を見つけることや、オペレーションの完成度の高さは日本人であることの強みだなと再認識した。

結局、このカフェではインターンプログラムが始まるまでの4ヶ月お世話になった。

「明日、臨時のスタッフミーティングがあるらしいから出て。」

ある日、マネージャーにこう言われて、スタッフミーティングに参加すると、そこにマネージャーの姿はなかった。
彼自身が突然解雇されたのである。

私を面接し、採用してくれたのはこのマネージャーだ。

「自分も10年前に韓国から来た身だからよく分かるよ。英語がまだまだでも、徐々に慣れていくし、やりたいという気持ちの方が大事だから。」

そう言って採用してくれた優しいマネージャーの解雇を目の当たりにし、北米流のドラスティックなやり方を初めて体感した。

同時にインターンシップのプログラムが始まるタイミングだったので、節目だと思いきっぱり辞めることにした。

(つづく)

[これまでのストーリー]
第0話: ブランドマーケターのバンクーバー留学ストーリー
第1話: あるきっかけ
第2話: 英語への憧れと留学への決意
第3話: 留学前のラストスパート
第4話: カナダ到着、学校初日、早速の危機感
第5話: バンクーバーでの英語学習 Part 1 「Eh+」
第6話: バンクーバーでの英語学習 Part 2 「Sprott Shaw College プレゼンテーション強化コース」
第7話: バンクーバーでの英語学習 Part 3 「ランゲージエクスチェンジ」

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