いきなりビジネススクールに通い出した私にとっては、アクティビティがあって、英語自体を学べる語学学校は少し憧れの存在でもあった。
その憧れを「カナダにいるうちにやりたい事は全部やろう!」とポジティブに解釈し、Arbutus Collegeを1ヶ月休み、Sprott Shaw College という学校に通うことにした。
受講したのはプレゼンテーションの強化コース。クラスは大体15人程度だった。
とにかく、ディベートやプレゼンテーションを頻繁に行うカリキュラムで
結果的にスピーキング力の向上はもちろん、自分の英語に対する自信がついたと思う。
まず1日3回、授業が始まる前にクラスの中から2人、プレゼンテーションをしてクラスの空気をウォームアップする。喋るテーマはなんでもOK、最低2,3個はクラスに質問する。ほぼ毎日人前で何か喋らないといけないのはプレッシャーだったが、やってよかったと思う。
そして授業の中身に関しては、週ごとに変わるテーマに沿って、ディベートやプレゼンテーションを行うというもの。ソーシャルメディア、環境問題、人権問題など、喋るテーマは多岐にわたる。
もちろん授業は全員参加。ディベートやプレゼンテーションの内容はビデオで録画され、毎回先生からフィードバックをもらうことができる。
生徒は日本人と韓国人がほとんど。
ただ、学費が高いこともあって、生徒の意識は高かった。
そこで知り合った友人とは日本人であっても常に英語でコミュニケーションをとっていた。
また、私が当たった先生が特によかったと思う。
先生はフィリピン系のカナダ人で、英語学習をしているアジア人に思い入れがあり熱心に教えてくれた。あるとき、時間外に日本人の生徒を集めて、日本人の苦手な発音コースを開いてくれたりしたこともあった。
Sprott Shaw College の1ヶ月のカリキュラムを終えて、もとのArbutus Collegeに戻った時に特に成長を実感した。人前で喋るときにも、場数を踏んだことが自信になり、以前ほど身構えることがなくなったのだ。
以前はペラペラだと思っていた学生に話しかけるのも、すんなり話かけることができたし、プレゼンテーションする時も以前ほどプレッシャーに感じなくなった。
もともと語学学校を体験してみたいと思って通い始めた Sprott Shaw Collegeだったが、結果的に私のスピーキング力を飛躍的に向上させてくれた。
第6話は英語強化のPart2。
「憧れ」の語学学校に1ヶ月入った話です。
なぜ「憧れか」というと、私はビジネススクールに直接入学したので
英語自体を学べる&そういうモチベーションで来ている仲間にも
出会える「語学学校」に行った事がなかったのです。
クラス後や週末にアクティビティがあったり
単純に「楽しそう!」と言うイメージもありました。
「とにかくカナダで出来ることは全てやろう!」
と言う心持ちでいたので、
痛い出費(入学金+授業料で17-8万くらい??)ではありましたが
元々のビジネススクールを休学して1ヶ月通う事に決めました。
結果を言うと、大満足でした。
謎に抱いていた語学学校への欲も満たされ、
結果的に英語力、特に人前で話す事への抵抗感がかなり薄れました。
「第7話: バンクーバーでの英語学習 Part 3 「ランゲージエクスチェンジ」」へつづく
[ブランドマーケターのバンクーバー留学ストーリーの一覧]
第0話: ブランドマーケターのバンクーバー留学ストーリー
第1話: あるきっかけ
第2話: 英語への憧れと留学への決意
第3話: 留学前のラストスパート
第4話: カナダ到着、学校初日、早速の危機感
第5話: バンクーバーでの英語学習 Part 1 「Eh+」
第6話: バンクーバーでの英語学習 Part 2 「Sprott Shaw College プレゼンテーション強化コース」
第7話: バンクーバーでの英語学習 Part 3 「ランゲージエクスチェンジ」
第8話: バンクーバーでのバイト探し
第9話: Co-opプログラムとインターン
第10話: インターンからアルバイト、そして帰国
第11話: 日本帰国とバンクーバー再渡航
第12話: 就職活動、苦悩、意外なきっかけ
第13話: 見込み薄のミーティング 、そして…
第14話: 初サンフランシスコと初英語ミーティング
第15話: 英語リサーチとクライアントの説得
第16話: Trademark問題、Amazonストア、ブランド名の変更
第17話: 最後の2週間とこの先