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第6話: 26歳の実践日常英語学習法 [海外ドラマ活用] | カナダのデジタルマーケター海外就職ストーリー

第6話: 26歳の実践日常英語学習法 [海外ドラマ活用] | カナダのデジタルマーケター海外就職ストーリー

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カナダに渡航してすぐに購入したものがある。

それは Dollar Shop (百均)で買った全く髪を洗えないシャンプーや大しておいしくもないプーティーンではない。

動画配信サービスNetflixのアカウントである。

私はこれをひたすら使って英語の勉強をしていた。
主に日常生活で使う英語表現の学習である。

はじめに見たのは、ご存知の方も多いFriends。
結局、最初から最後まで2-3回繰り返し見た。

見始めの時は正直、苦行であった。
何を言っているのかわからないので面白くない。
面白くないので、15分ごとに物凄い睡魔に襲われる。
眠い目をこすりながら、なんとか集中してFriendsを見る。
睡魔と戦いながら、コメディを見るとはなんとも滑稽な状況である。

「英語の何かを好きになることから始めよう。」

なんとか自分の中に英語の習慣を入れたかった私は、まずは気を張らずに英語のコメディを見れる状態を作りたかった。

その足がかりがFriendsだったのである。

1話20分程度のショーであったが、見るのに2-3時間程度かかった。

その理由は、わからないところがあるたびに止めて字幕を見る、字幕を見てわからなければ調べる。止めたところから少し戻して改めて見るを繰り返していたからである。初めはこれを数秒ごとに繰り返し行なっていた。

他にも理由はある。

とにかく日本語脳を英語脳にスイッチしたかった私は、わからない単語、表現があるたびに全て英語で調べ、英語で解決しようとした。つまり英和ではなく英英で理解しようとしたのである。

今はGoogleの検索のおかげで、すぐに答えが出てくる。
読んでわからないものがあればGoogle Image検索をすれば理解を助けてくれる。

しかし、これには時間がかかった。わからない単語を調べてもわからない単語で説明されていて、それをさらに調べないといけない。一つの単語を調べるのに數十分かかることもあった。

私はこのやり方を非効率だとは思わなかった。

まず1つは調べる過程でたくさんの類義語を目にする。そうすると、自然と英単語と英単語がリンクして同じグループに入れることができる。1つの単語の意味がわかると、他もまとめて覚えることができる。

脳は不思議なもので、1つの単語の意味を記憶するのは難しくても、どの単語とどの単語がグループという情報はなかなか忘れない・・・気がする。

2つ目は単語の解説をしている文章にある。単語の解説を繰り返し見ていると英語で物事を説明する型のようなものが見えてくる。

26歳から英語の勉強を本格的に始めると、見た単語はすぐに覚える・・・とはいかない。
何かを説明するときに「あの単語なんだっけ?」ということは多々ある。

そんな時に、説明をする型・方法さえ心得ておけば、最低限のボキャブラリでいくらでも回り道して言いたいことを伝えることはできる。これが今後、とても重要になってくる。

例えば「あいつは勘違い野郎」だと言いたいとしよう。これを一言でいうと、Douchebag (Informal)とかArrogant personという言い方をする。しかし仮にこの単語を知らなかったとしても、”A person who thinks he/she is better than other people.”とか ”A person who thinks he/she is great, but actually isn’t.“などの言い方ができる。

これができるようになると、多少時間がかかっても、最低限のボキャブラリでコミュニケーションは取れるようになり、「これなんていうの?」をあまり言わなくなる。

早いうちからこの型に慣れておくと、あとで楽になると私は思う。

これら2つの理由から、20分のコメディショーを2-3時間かけて一生懸命に見た。

私が効果的な英語学習法だと思ったのは、ショーの中にでてくる 1) 日常で使えそうなセンテンス、2) 意味がわからなかった単語を含むセンテンス、この両方をひたすらノート、もしくはスマホにメモしていく方法。

ポイントは単語単位ではなく、センテンス単位でメモすること。

もちろん、メモする際にそのセンテンスの意味を理解しておく必要がある。

当時メモしたセンテンスの例は以下のとおりである。

– Reason why hitting rock bottom is the best thing you can do is…
– how the organization might maneuver around these larger trends?
– I’m dying to know what’s in there
– that’s a pretty good idea, write it down, and print it out. that’s gonna make some really good toilet paper
– I tried it, you saw it, it’s on the record.
– it just sort of clicked that we are not meant to be
– don’t let her throw her life on Ryan
– now I’m devastated
– look at it this way, being a bachelor is not all bad
– you are just saying insults in the form of an apology
– if you use microwave, you need to turn off air-con. that’s the trade off

各センテンスの和訳や文章の意味は一切入れない。センテンスを改めて見た時に各センテンスごとのシーンが頭に思い浮かぶので、意味をわざわざ入れなくても理解できるのである。

私はセンテンスリストをEvernoteに保存して、移動中に何度も何度も繰り返し見た。

そして、これらのセンテンスをなるべく実践で使うことが大切。多少無理に会話にねじ込んでも誰も気にしない。私は今日はAとBとCのセンテンスを使ってみようと思いながら日々を過ごしていた。

最後に、私は英語学習のコツは面白い・楽しいと思える場所を見つけることであると思う。

それが、尊敬しているアメリカの経営者の有難い御言葉を英語で聞くことなのか、英語でボケて皆を笑かすことなのか、人それぞれだと思う。

私の場合は後者で、使い所がよくわからないセンテンスが先ほどのリストに載っているのはそれが理由である。

まずはそこを入り口にして、少しずつ英語を勉強していけば良いと思う。

(つづく)

[その他のストーリー]
第0話: カナダのマーケター海外就職ストーリー
第1話: カナダ渡航と立ちはだかる壁
第2話: 目標額170万円、地獄のフリーランス体験
第3話: カナダ渡航1ヶ月前、英語学習の開始と思わぬ見落とし
第4話: カナダ到着。不安だらけの1日
第5話: 学校生活初日。長い4ヶ月の始まり。
第7話: 学校生活、苛立ち、次なるステップ
第8話: ホームステイからの脱出、ルームシェアと恐怖の夜
第9話: ボランティア活動への挑戦、意気込みと現実
第10話: ワークショップへの参加、資金不足、フリーランスへの道
第11話: 就職活動、図書館、不安と希望の光
第12話: 折れそうな気持ち、迷走、出した結論
第13話: 面接と “We’ll be In touch!”の先にあるもの

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