移動中や作業中にもっと気軽にコンテンツを視聴できるように、Touch-BaseのPodcastを作りました。
このPodcastでは、インタビューの配信はもちろん、現地のニュースや、簡単なTipsなど、これからアメリカ・カナダでビジネスをやりたいと思う方にとって有益な情報を不定期で配信していく予定です。
今回は、Podcast予告編ということなので、簡単な自己紹介も兼ねてそもそもなぜ、私がこのプロジェクトをやっているのかをご紹介していきます。
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トランスクリプト
野村: みなさんこんにちわ。ホストの野村です。
私はこれまで約1年間、Touch-Baseというプロジェクトをやってきました。
今回はそのPodcast版としてこのチャネルをオープンしました。
Touch-Baseとはどういうプロジェクトかというと、
北米、つまりアメリカ・カナダにてビジネスをやろうと考えている個人・企業に向けて、表面的な情報ではない現地の生の情報の発信・交換、そしてコラボレーションの創出を目的としたプロジェクトです。
海外で活躍する方へのインタビューを通して、成功体験や失敗体験、そして Lesson Learned を共有し、これから海外に挑戦する個人、企業の数を増やすことに貢献できればと考え、活動しております。
このPodcastでは、インタビューの配信はもちろん、現地のニュースや、簡単なTipsなど、
これからアメリカ・カナダでビジネスをやりたいと思う方にとって有益な情報を不定期で配信していく予定です。
今回は、Podcast予告編ということなので、簡単な自己紹介も兼ねて
そもそもなぜ、私がこのプロジェクトをやっているのかをご紹介していきます。
私はもともと日本で、デジタルマーケティングをやっていたんですが、
あるクライアントの成功体験を聞いて、海外での可能性を感じ、海外でマーケティングの経験を積むためにカナダのバンクーバーに渡航しました。
バンクーバー滞在中に感じたのは「日本企業が埋められる需要供給のギャップが北米にはまだまだ存在する」ということです。
まず最初の需給のギャップは商品の品質。
例えば、逆さまにしたら水が溢れる水筒、全くお皿に密着しないサランラップ、当たり前のように底が抜けるレジ袋、
現地での生活で挙げだしたらキリがないほどの不便さを感じました。
その際に、「もし・・・日本のあのプロダクトがあったら、生活が便利になるのに・・・」と思う瞬間が多々ありました。
そして、次の需給のギャップは日本産のプロダクト。
例えば、日本酒の話。先日・・・と言っても2年ほど前に、ニューヨークのブルックリンにBrooklyn Kuraというニューヨーク初の日本酒の酒造ができました。数多くの日本酒専門バーが存在するほどニューヨークは日本酒人気ですが、このBrooklyn Kuraができまでは、酒蔵が一つもありませんでした。
この酒蔵を運営されているのはアメリカ人の方で、僕も話を伺いにいったことがあります。彼は日本旅行の際に日本酒の蔵を訪れ日本酒に一目惚れし、当時の仕事をやめ自身の蔵を開いたそうです。結構うまく行っているようで、もし、日本の酒造がニューヨークに目をつけていたら少し状況が変わっていたかもしれません。
日本産のプロダクトやサービスのアイデアを北米に持ち帰った例は他にもあり、
これまた旅行で日本に訪れたニューヨーカーが日本の山梨の名物、水信玄餅(みずしんげんもち)を自国に持ち帰ってRaindrop Cakeという名前で売り出し大人気になった事例もあります。
このように、本来日本のプレイヤーが埋めれたであろうニーズの穴が北米にはまだまだ存在します。
日本のレッドオーシャンの市場で疲弊している日本のプレイヤーが、こういった需要と供給のギャップを埋めることができれば
そのプレイヤーにとってもプラスになり、現地の顧客にとってもプラスにもなります。
少しでもそういう企業が増えるきっかけになればと思い、本プロジェクトをやっています。
ちなみに、英語圏の消費者を相手にビジネスをやるなんて、壁が高いイメージがありますが、そんなことはなくて、
時間をかけて、やり方を工夫すればできる!と僕は思っています。
僕自身、カナダのバンクーバーに渡航した当時、英語が全く喋れない状態で
ローカルのマーケティングのエージェンシーに就職し、カナダだけではなく、アメリカのオーディエンスを相手にマーケティングをすることができていました。
もちろん、言語の問題であったり、文化や考え方の違いなど様々な課題はあったんですが、それも乗り越えることができる壁で
今はチームと協力してやれば、現地相手に戦っていけると感じています。
なので、北米相手に戦っていくなんて難しい・・・と必要以上に壁を高く設定せずに、
一人でも多くの方が北米進出を選択肢の一つとして、考えてもらえればと思ってます。
少し、話が長くなってしまったので、今回はこの辺で。
これまでのTouch-Baseの活動をチェックしたい方は
ウェブサイト: https://touch-base.net, Facebook Group: https://www.facebook.com/groups/TouchBaseTB/ もチェックしてください。
最後に、不定期更新なので、エピソードを見逃さないよう購読をお願いします!
では次回まで、