コラム , 北米就職

英語力ゼロ、記憶力もゼロの26歳 英語コミュニケーション実践の6つのコツ

英語力ゼロ、記憶力もゼロの26歳 英語コミュニケーション実践の6つのコツ

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今回は野村自身がカナダで実践した英語コミュニケーション方法を紹介します。

渡航2年前のTOEICスコアは450点。そんな僕も結果的に4ヶ月後現地のマーケティングエージェンシーで働き始めました。どうやってコミュニケーションを取っていたかという実践法6つを紹介したいと思います。

英語力ゼロ、記憶力もゼロの26歳英語コミュニケーション実践の6つのコツ

渡航時は英語力もなく、渡航後4ヶ月程度で現地カナダのマーケティングエージェントで働き始めて、どうやって彼らと英語でコミュニケーションをとったのか、その実践のコツを6つご紹介。

野村 晶大さんの投稿 2019年3月8日金曜日

(※他のインタビュー動画の一覧はこちらから。以下の記事はハイライトです。)

TOEIC450点からの英語コミュニケーション実践法

今回は「実践法」に絞ってお伝えしたいと思います。「学習法」についてはこちら『留学前に聞きたかった英語学習法&マインドセット』を参考にして頂ければと思います。前々回インタビューにも協力頂いたLeo君が運営しているもので、僕が逆にインタビューを受けて話した動画です。

実はお酒が大好きで、若い時から深酒してきました。笑 記憶力が悪くて人の名前も忘れます。覚えた単語が右から左へと流れる感じです。なので、この実践法は記憶力に悩んでいる方でも大丈夫です。笑

ここから具体的な方法として海外就職で使えるコミュニケーションの実践法を6つ紹介します。

注意事項として、今回の実践法ではテストのスコアUPには繋がりません。そして王道の英語勉強法をされている方にとっては「間違っているのでは?」という点も含みますが目的は「相手に通じる話し方」。それを最短で身に付けたい方にオススメです。

英語力の伸びは、自分の英語に自信を持っているかに比例すると思っています。英語力の自信というのは、どれだけ相手に通じたかという回数とイコールです。少しでも自信に繋がって英語力向上のステップに使ってもらいたいです。

実践法その1 日本語に近い順番で話すようにする

英語と日本語では文の構造が違うため、慣れるのに時間がかかりますが、違う構造の中でも実は出来ることはあります。やり方の一つとしては「目的から言い始めること」です。

例えば「In order to~」は分かりやすい例で「In order to get more clients, we should hire a consultant.(顧客を増やすためにコンサルタントを雇うべきだ)」日本語の語順に近い感じがしませんか?

初めに結論を持ってくる英語っぽい話し方はすぐには慣れないので、まず目的を最初に持ってくるのはオススメです。

同じ様な例で「〜ということに関して」という意味の「Regarding ~」「In terms of~」「When it comes to~」「As far as~」はめちゃくちゃ使いました。

例えば「In terms of assessing our sales performance next month, I don’t have time for that!(次月のセールスパフォーマンスの査定について、やる時間がないです!)」これも同様で結論を後に持ってこれるというのが利点です。

「Regarding ~」「In terms of~」「When it comes to~」「As far as~」を使うと少し助長的な文章になるんですが、気にしなくていいと思います!「In terms of」は職場で2,000回以上使ったと思います。笑

実践法その2 文章を細切れにして話す

先ほどの「In order to~」「In terms of~」も、実は文章の塊を細切れにする役割もあります。無意識に初めの一言を言えるので「In terms of~」などを口に出している間に、次の文章を考えることができるんですよ。

文章の中で休憩時間を作るイメージです。質問文で言うと、「What」や「Why」を使う時に疑問詞の後の「do/does/is/are/was…」など「どれを使えばいいんだっけ?」と迷うことはありませんか?

「What/Why is it that —」を使うことによって中継地点ができて迷う必要もなし、また後半の文章を考える時間を作ることができます。結構便利です!

肯定文の時には「What」や「Things」で塊を作って、同じことができます。例えば「What I want to get more sales is that we should concern.」や「Things that you may wanna take care of are —–」など。

結論を後で言うという日本語に近い語順で、文章の組み立てができるという点がポイントです。後半の塊は話しながら考えられます。話し始めの文章が躊躇せずバッと言えます。

ミーティングなどでも、一度話し始めれば相手は入ってこないので、口に出しながら考えて話す!モジモジしていると取り残されてしまいます。

実践法その3 単語を忘れた時にも文章で説明できるようにしておく

ミーティング中に辞書を使って調べたりなんてことは出来ないので、忘れず前提で説明出来るようにしておくという事です。

単語1つで説明できることを文章で説明するので、関係代名詞を使うことになります。英会話を始めた直後は「関係代名詞、難しそう。使えるようになるのかな」と思うかもしれませんが、関係代名詞はめちゃくちゃ便利なので、なるべく早く習得することをオススメします。

デジタルマーケティングの世界では「Call to action」といってユーザーに次の行動を促す仕掛けと意味の言葉があります。よく見る「今すぐ申し込み」「Sign up now!」「詳細はこちら」など。

それを忘れてしまった場合「We need to place something to increase clicks here.(クリックを増やすものをここに置く必要ある)」と言えれば伝わります。遠回りをしてでも話すことが大事です。

もう一つの例は「Resonate(共感する)」という言葉ですが、会社では頻出ワードでした。「We should create a key message that resonates with our customers.(我々の顧客に共感されるキーメッセージを作るべきだ)」という例文だと、Resonateを「A key message that our customers buy in and believe it’s true.」と表現できます。

別の表現で説明するということです。これをやっていくと言える範囲や表現の幅が広がります。

実践法その4 わからない場合はちゃんと聞き返す&聞き返すための表現を持っておく

ミーティングなど複数人が一度に話したりすると、何を言っているかわからない瞬間があります。その時のために「わかりません」という表現をおさえておく!

「Sorry?」「Pardon me?」「I don’t follow.」「I missed that.」「You cut out.」聞き取りにくい電話の時も使えます。

長い会話の中、内容を想像しながら最後まで待ったけど分からなかった!という場合は、自分の言葉で「つまり、要約すると、こういう事だよね?」と確認するのが良いです。その時に使えるのが「To be clear」「To be perfectly clear」「To be sure」「Let me get this straight」「To be on the same page」など。

「To be perfectly clear, you are saying that—–」と確認できます。本当に全くわからない時は「To be perfectly clear, you are saying that… what???」と言うと相手も苦笑いしながらもう一回説明してくれたりします笑。聞き直す癖をつけましょう!

実践法その5 日本語特有な「受け身的表現」はなるべく避ける

日本は受け身的な表現を使いますが、北米では「誰が何をする」が明確です。We(自社)、You(相手の会社)など。

例えば、日本語の受け身的な表現をそのまま英語にすると「Our service is designed to make a sales process more productive.(私たちのサービスはプロセスをもっと生産的にするようにデザインされています。)」となります。これを北米的にいうと「We make your sales process more productive.(我々が貴社のセールスプロセスをもっと生産的にします。)」のようにダイレクトです。

受け身は文が複雑になるので、結局何が言いたいのか分からないとか、Wordyと言われ言葉が多くてわかりづらいと思われがちです。「You— You— You–」と繰り返し使ってダイレクト過ぎると感じる場合は「We’d like you to—」など表現を変えてみると丁寧に聞こえます。

実践法その6 Googleを最大限活用すること

Googleを最大限活用してください。単語の意味やニュアンスを調べる時に画像検索するなど。表現が一般的かどうかを調べるのにも便利です。

最近「海外進出」という言葉を調べていた時、出てきた「Overseas expansion」ってよく考えたら「海外=海の向こう」という非常に日本的発想だなと思ったんです。

Googleで別の言い方を調べていたら「International business expansion」が近しいワードとして出てきました。こんな風にニュアンスや使われている言葉を調べるのGoogleを活用してみてください。

どう喋るかより何を話すか。英語はコミュニケーションツール

僕の実践法を紹介してきましたが、聞いている方は「そんなにこいつ英語喋れないな」と思われた方も多いと思います笑。英語でマーケティングをしていると言うと、もう恐ろしくペラペラなんじゃないか思われがちなのですが、そんな事ないです。最低限のコミュニケーションでやっていけます。言い換えると、全部自分でやる必要ないです。

英語の不自然さが不安ならコピーライターにお願いしたり、社内にいなければ文章書くのが得意な友達に見てもらったらいいんですよ。僕も英語で広告文を書いたり、デザインに対してサジェストする場面があったのですが結局「餅は餅屋」。

こちらは何をやって欲しいかを明確に伝えて、Execution(実行)するのは彼らに任せるやり方でいいのかなと思います。

最後にもう一つ、僕は英語力の向上というのは「コミュニケーションの円滑さ、意思疎通の快適さの向上」と考えています。

英語力を上げるということに時間を使うのも良いですが、海外就職前提であれば自分の専門分野・スキルのレベルUPに時間を使った方がいいのではと思っています。

前の職場でトルコから来たマーケーティングディレクターがいました。彼は戦略を考える重要なポジションなのですが、英語が上手くない。だけど彼には30年というマーケティングの経験があり、例えばコカ・コーラとかFortune500と言われる企業とも関わっていました。

英語が完璧でなくても皆がその人の話をありがたく聞こうとするんですね。どういう意味?その時どうしたの?とか。皆が耳を傾ける。

そういう姿を見ると、結局英語が完璧でなくても、耳を傾けたくなるような存在になれば自分の価値も上がるし、むしろそうあるべきと思います。そっちに力を注ぐのがいいと思います。

僕も最初の頃は図示(絵や図を描いて)でコミュニケーションを取っていました。それでも全然良いんです。

まとめ

今回は「英語力ゼロ、記憶力もゼロの26歳 英語コミュニケーション実践の6つのコツ」ということでマーケティングエージェンシーで働いていた時に実践していた6つの具体的なコミュニケーション方法を紹介しました。

意思疎通のために最低限の英語力を付ける事はもちろんですが、それ以上に「耳を傾けたくなる話ができるのか、そういう存在であるのか」という事にもっと大きな意味を感じます。

海外で活躍したいと思っている方々に参考になれば幸いです。

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