インタビュー , 海外就職

英語教師Eco Suzukaさんに聞く伸びる英語学習3つのコツ+1

英語教師Eco Suzukaさんに聞く伸びる英語学習3つのコツ+1

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今回はオーストラリアの家具スタートアップ企業でPRマネージャーとしてフルタイムで働きつつ、英語教師をやられているEco Suzukaさんにインタビューさせて頂きました。

英語を伸ばしたい日本人の方々に長年教えてきた英語教師としての立場から、海外就職に必要な英語力や学習のコツ、またSuzukaさん自身の今後の展望についてもお伺いしました。

Profile:
恵古 涼夏 (Suzuka Eco)
オーストラリアの家具スタートアップ企業、コアラマットレスでPRマネージャーを担当。高校でアメリカ、大学ではカナダとそれぞれ1年間の海外留学を経験。その後新卒で入った企業での勤務を経て、2014年に英語教師として独立。日本生まれ、日本育ちの「純ジャパニーズ」として英語を習得した自身の体験をもとに、日本人のための英語教師として活躍。英語学習法や言い回しなどの記事を発信する
ECO‘s ENGLISHを運営。

英語教師に聞く伸びる英語学習3つのコツ+1 | 英語教師 Eco Suzukaさんインタビュー

(※以下の記事はインタビューのハイライトです。)

野村:
早速、自己紹介をお願いできますか?

Suzukaさん
はい、Eco Suzukaと申します。日本で生まれて育った純ジャパニーズから高校・大学でそれぞれ1年間の交換留学を経験し、新卒で入った国内企業での勤務を経て、退職後英語教師として独立しました。現在5年目で、今も副業として続けています。


参照: Suzukaさんの英語レッスンの様子

今メインは日本で拡大を目指している外資系スタートアップ、コアラマットレスでマーケティングとPRを行なっています。週末にスカイプの英語レッスンを開講しています。

野村:
コアラマットレスでの仕事はどうでしょうか?

Suzukaさん
コミュニケーションについての考え方が日本の企業と違いますね。上司が言っている事だからと受け止めて従っていたのですが、ある意味反発した方が喜ばれましたね。

英語教師に聞く伸びる英語学習3つのコツ+1

言いたい表現の「疑似体験」を自分で作る事

野村:
成功している人の英語の勉強法はありますか?

Suzukaさん
一つ目は、実践に近い内容を自分で考えて言えるようにする事。疑似体験を自分で作って練習できるかどうかです。取り組み方としては一番効率が良いのかなと思います。

具体例を挙げると「海外に出て色んな人と話をしたい!」というゴールを設定している場合は、雑談力が重要になってきます。自分の趣味を英語で話せることが一番良いですね。

レッスンの中では「口頭で1週間の日記を言ってもらう」「指定した映画やドラマをあらかじめ観ておいてもらって、あらすじを説明してもらう」という事をやっています。

引き出したい表現を言ってもらえるような質問を挟んだり、なるべく話している間は止めたくないので、フィードバックは後から言いますね。自然な会話っぽくなるようにしています。話す相手がいる場合にできるやり方ですね。

野村:
話す相手がいない場合にできるやり方はありますか?

Suzukaさん
皆さんスピーキングよりリスニング能力の方が高い場合が多いんですね。自分のスピーキングを録音して、自分の耳で採点するというやり方が良いです。

自分の声を聞くという心理的ハードルはあるんですが慣れますよ。笑

スピーキングばかりせずに他の基礎もしっかり固める

Suzukaさん
実は、スピーキングばかりを練習していると「伸びていないのに出来ていると思って、結局停滞してしまう」なんて事があります。というのも、スピーキングは相手がいる事なので、会話が出来ていると意外と「自分喋れてる!」と思ってしまうんですね。

野村:
それは僕も思いますね。

Suzukaさん
通じてるし、聞いてくれるし、汲み取ってくれるので。

ある程度英語で話す事への心理的ハードルが無くなってきたら、ライティングやボキャブラリーの勉強に戻った方が結果的には伸びますね。

野村:
スピーキングし続けながら、リーディング・ライティング・リスニングをやりつつ、それをまたスピーキングに回していくというサイクルですかね?

Suzukaさん
そうですね!

野村:
スピーキングが上がったかどうかを判断する良い方法はありますか?

Suzukaさん
まず日本語で言いたい事を設定します。それを最初に英語で言ったのを録音します。1ヶ月など少し期間をあけて、もう一度同じ内容を瞬間英作文するという方法はよく分かると思います。

野村:
言い方も棒読み感がなくなったりしそうですね。

Suzukaさん
そうですね。スムーズに表現が出てくるようになっていると思います。

例えば「Succeed」を句動詞の「Work out」と言えるとか。「Work out」がどれだけスラッと出てきているかどうか。これも流暢さの指標になります。

「I am looking forward to seeing you. 」という文章だとしたら、「Looking forward to」はダダダとスムーズに言えるかどうか。初期には出来ないはずなので、後でどれだけ向上しているか分かると思います。

野村:
なるほど。「When it comes to」などスッと出てくるという事ですね。

決めたやり方は一定期間やり続ける事

Suzukaさん
ある程度やり方を決めたら、一定期間を続けてくれる生徒さんは成果が出ます。積み重ねが重要なので、コロコロ変えたがってしまうと効果が出にくいなと思います。

もちろん柔軟さや臨機応変さも重要なのですが、万能な勉強法って無いので、盲目的に信じて継続した方が効率は良かったりしますね。

野村:
なるほど。

Suzukaさん
その一方で、同じやり方をずっと続けていると、飽きてしまうんですね。

一つの方法を継続しつつ、楽しいと思える仕掛けを自分で探し続けるというのが、英語を勉強し続けるのが重要な要素です。

生徒さんの中では海外旅行に行くたびにモチベーションが上がるという方がいました。モチベーション維持のために、定期的に行くようになりましたという方も複数いましたね。

「こうなりたい」という像がクリアになるので、旅行後は逆に生徒さんの方から「こういう事をやりたい!」と提案してくれたりします。初心に立ち戻るきっかけですね。

野村:
視聴者から質問というか意見を頂きました。「僕は試験嫌いなんですけど、いつも具体的なシチュエーションをイメージして課題やると、モチベーション上がります。」

「今回のスピーキングはホストマザーに話す感じにしようとか、今回のライティングはうまい文章が書けたらそのままSNSとかブログにポストしようとか。」

Suzukaさん
すごく良いやり方だと思います!

英語で表現できる事を最終目標にするのではなく、これが出来たらSNSあげてみようとか、アクティビティを増やすのはモチベーションをキープする良い方法ですね。

生徒さんでもSNSに英語で発信するようになったという方もいますね。

Twitterで英語の日記を投げ合う Chat Diary部というコミュニティがあるんですよ。内容に対して、「私だったらこう言います!」とか、言い合って高めていくような感じです。Twitterの良い使い方だなと思います。

野村:
いいですね!

今後の展望について

野村:
英語教師として、個人的なものなど今後の展望はありますか?

Suzukaさん
今後も英語は教え続けたいと思っています。

今はマーケティングスキルを身につけたいですね。やりたいことを実現させられる道具を揃えたいと思っています。

実はまたカナダに戻りたい気持ちもあったりして。笑

今はどっちも欲張って動いています。私をきっかけに「英語を頑張ってみようかな」「頑張ったらこのくらい狙えるんだ!」と思う人が増えたらいいなと思っています。

海外に挑戦したい人に一言

野村:
海外に挑戦したい方たちに一言お願いします。

Suzukaさん
挑戦したいと思われている方は、決めてしまって、そのために色々動いた方がいいです。

あまり準備に時間をかけなくてもいいと思います。行く日を決めてしまって、残りの時間で何をするか決めるという事です。

「行きたい気持ち」を「行くという宣言と具体的な予定」にした後は、周りがヘルプしてくれたり、具体的な対策方法を見つけやすくなると思います。

英語力は後からどうにでもなります。私個人としては、その勇気を後押しするサポートができたら良いなと思います。いつでもメッセージやコメントで質問してください。

私の過去の生徒さんで、5人くらい海外就職している人がいますが、皆さん始めた時はそんなこと実現すると思っていなかったです。行ける!と思って決めて欲しいなと思います。

野村:
5名のバックグラウンドはそれぞれ別のタイプですか?

Suzukaさん
全然違いますね。

一人の方は、ベトナムですけど英語を使って仕事をしています。その方は黙々と英作文と、独り言の録音を続けていました。

別の方は海外ドラマを熱心に見て学んでいましたね。少し荒削りだけどアウトプットがとても流暢という方で、今はイギリスでオフィスジョブを英語でされています。

また別のタイプでは、学校で教科書英語をしっかり学ばれた方です。基礎はあるけどナチュラルさが足りなかったので、プレゼンの練習を通して、あえてカジュアルにくずす英会話をしました。今は外資系企業に就職されて、カナダに頻繁に出張などされているみたいです。

野村:
カラーが全然違いますね!その中で、何か共通する点はありますか?

Suzukaさん
皆さん英語学習自体を楽しんでました。自分が楽しいと思えるポイントを探していましたね。

提案した勉強法をとりあえずやってみて違うなと思ったら正直に教えてもらうというような調整を続けつつ、最後は自走できるところまで行けるかですね。

何より、楽しむことですね!楽しいのは何かなと探し続けるのが英語学習の一番のコツだと思います。

野村:
ありがとうございました。

ライブインタビューのノーカット版:

[Live] 英語教師に聞く海外就職に必要な英語学習のコツ

野村 晶大さんの投稿 2019年4月5日金曜日

他のインタビュー動画の一覧はこちらから。

まとめ

今回は英語教師&オーストラリアのスタートアップでPR Managerとして活躍されているEco Suzukaさんへの英語学習のコツについてインタビューさせて頂きました。

「疑似体験を作る」「スピーキングばかりせずに他の基礎もしっかり固める」「一定期間同じ勉強法を継続する」という3つのコツに加え、「何が自分にとって楽しいか?」を常に考え英語学習を楽しみ続けることが伸びる秘訣だというのは本当にその通りだと思います。

Suzukaさんが仰るように全員にフィットするような万能な英語の勉強法はありません。
英語学習が続かないという方は一度効率性を忘れて、まずは自分がどういう時に楽しいと感じるのか?という目線で自分に合う勉強法を探してみても良いかもしれません。

貴重なお話をありがとうございました!

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